外内断熱・鉄筋コンクリートの家
アルファ・コンフォート


高耐震・高気密性能を誇る鉄筋コンクリートに加え、気温の影響を受けにくい外内断熱工法のアルファ・コンフォート。 更に、耐震性能を維持するために必要な住宅の基礎部分を、そのまま地下室として活用することで、生活に+αのゆとりを与えます。

高断熱住宅の「α・コンフォート」


優れた断熱性をもつ外内断熱工法。外内断熱工法とはどのようなものでしょうか?建物の断熱工法は大きく分けて3つに分類することができます。

高気密・高断熱

1.内断熱

躯体壁の内側に断熱材があるものをいいます。日本の鉄筋コンクリート造建物の99%は、内断熱もしくは断熱を用いずに建てられているといわれます。 一般的であり、施工もし易いことから建設費用も安くなるという利点があげられます。弱点は、躯体からの輻射熱の影響があり躯体保護や省エネの観点から問題があるといわれています。 また、地域によって壁体内に結露が生じやすいという指摘もあります。

・建設費用が安価
・躯体保護、省エネ問題
・壁体内に結露

2.外断熱

最近話題の外断熱です。躯体壁の外側に断熱材があるものをいいます。欧米で広く普及している工法です。国内でも昨今の外断熱ブームで着工数が増えつつありますが、内断熱より建設費用は 高めです。内断熱の弱点はかなり改善されていますが、暖房時に躯体まで暖めなくてはいけないため光熱費がかかります。

・内断熱の弱点は改善
・光熱費が高い

3.外内断熱 /αコンフォート

躯体壁の両側に断熱材があるものをいいます。 壁の両側に断熱施工するので他の工法と比較して建設費用は若干高めですが、内断熱工法や外断熱工法と比較した場合、耐久性と断熱性が格段に高いのが外内断熱の特徴です。 また、結露によるカビ・ダニの発生を抑えます。北米では外内断熱住宅が当たり前です。

・建設費用が高め
・耐久性、断熱性が高い
・カビ・ダニの発生を抑える

夏涼しく、冬暖かい「外内断熱工法」

鉄筋コンクリートを発泡ポリスチレン断熱材でサンドイッチする外内断熱の採用により、従来コンクリートの欠点であった結露を防止。 また同じく欠点であった夏暑く、冬は底冷えするといったイメージを払拭させる保温性を実現しています。さらに、優れた断熱性能により抜群のエネルギー効率を実現。一年間の冷暖房費を削減します。

高断熱住宅の「α・コンフォート」

鉄筋コンクリート造の最大の特徴はなんと言っても、高耐久であることでしょう。 社会資本の多くは、そのほとんどが鉄筋コンクリート造で建築されています。これは、多くのかけがえのない生命や資産を守るため、堅牢で卓越した性能が求められるからでしょう。 建築学会の仕様書によれば、一定の条件を満たす鉄筋コンクリートは100年の耐久力をもつものと定義されています。

そんな鉄筋コンクリートにも弱点があります
高断熱住宅の「α・コンフォート」

酸性雨は、コンクリート表面やひび割れから内部に染込み、コンクリートの中性化を加速させ、さらにコンクリートの主成分のカルシウムが酸性雨により、カルシウムイオンとなって溶け出します。

酸性雨

酸性雨は、コンクリート表面やひび割れから内部に染込み、コンクリートの中性化を加速させ、さらにコンクリートの主成分のカルシウムが酸性雨により、カルシウムイオンとなって溶け出します。

熱膨張と収縮

真夏の強い直射日光と冬の冷込み、そして昼夜の温度差により、一年を通じてコンクリートが膨張と収縮が繰り返し、その結果ひび割れが拡大していきます。

内断熱で進むコンクリートの劣化

内断熱の場合コンクリートの断熱材で覆われた内部異なり外部は、常に前述の日光等の過酷な環境にさらされています。

上記の鉄筋コンクリートの弱点を
αコンフォートは画期的な工法で解消します!
「高耐久化を実現する外内断熱工法」

アルファ・コンフォートは厚さ180mmの鉄筋コンクリートを断熱パネルでサンドイッチした外内断熱工法によりコンクリートを保護し、高耐久化を実現しています。

施工中

セメントと水が化学反応して凝結することによって生まれるコンクリートは急激な乾燥が大敵です。 外内断熱工法ではコンクリート打設時から断熱材で両面を保護する事により、表面から水分が蒸発することによって生じるひび割れや耐久性の低下がありません。 また、コンクリートは理想的な環境の下でゆっくりと凝結し、強度が十分に発揮されます

施工後

コンクリート外部に覆われた断熱材により、真夏の直射日光や冬の冷え込みといった温度差による膨張と収縮を無くしひび割れを防ぎます。 また、二酸化炭素と酸性雨を寄せつけず、コンクリートの中性化と強度低下の進行を防ぎます。


環境に優しい「α・コンフォート」

住宅寿命が長い

ある調査による住宅寿命の国際比較では、イギリスが141年、アメリカ96年、フランス86年、ドイツ79年、そして日本はなんと27年。日本の住宅が世界的に短命であることは明らかです。このような結果になった理由には各国の気候の違いや、中古住宅市場の成熟度あるいは住宅政策の違いなど様々な理由が存在します。 ただし、確かな事は日本においては住宅が「スクラップアンドビルド」されてきた事です。浪費を止め、永きにわたり良質な住宅に住まう時がきています。外内断熱・鉄筋コンクリートの家アルファ・コンフォートは耐久性に優れ、永く何世代にもわたって使用することが可能であると考えています。

エネルギー消費を抑えることができる住宅

下表は、実際に外内断熱・鉄筋コンクリートの家アルファ・コンフォートで建物をお建ていただいたお施主様の、従前の光熱費(電気料金+ガス料金)との比較です。

もちろん、従前の建物と全く同じ条件ではないのですが(延床面積は大きくなっています)このような差がついているのです。 こんなところにもアルファ・コンフォートのメリットをお感じいただけるはずです。 この差は断熱性能に優れた、外内断熱工法の効果です。もちろん、アルファ・コンフォートでは熱量の損失が大きい窓にも優れた断熱性能をもったサッシを標準装備しています。



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