ＷＢＣの日本優勝で盛り上がった野球ですが、底辺の静岡県の中学生大会も行なわれました。
「第39回中学選抜野球大会」県内の東中西部から勝ち抜いた32チームの代表校で競い3月28日に決勝戦が行なわれました。 決勝戦は東海大付属翔洋中学ＶＳ常葉学園橘中学の対決！
昨年の秋に行なわれた中部大会の決勝戦では5-0で常葉学園橘中学が優勝しました。
しかし、今大会屈指の左投げの好投手「渡邉隆太郎」君が高校生並みの体格と球速で三振の山を築きました。
常葉学園橘中学の「宮崎悟」君も好投で両投手の投げ合いで7回まで0-0と決着が付かずに延長戦に突入、
その後もゼロ行進が続き特別延長（ノーアウト満塁にしての攻防）10回の表に翔洋中学が1点を先取。
その裏、常葉橘の攻撃は簡単にツーアウトを取られ、雰囲気が重くなりましたが、押出しのフォアボールで同点に追い付きました。
続く11回表を0点で凌ぎサヨナラ勝ちの大チャンスがきました！ ノーアウト満塁、外野フライもしくは高いバウンドの内野ゴロ何でも得点チャンスです。
そこで何と代打「荒木 大」誰もが予想していない代打でスタンドは騒然、親はガクガク しかし本人は普通にバッターボックスに向かいました。
バスターの構えから悠然と球を見送り 一瞬期待を持たせたものの、完璧な空振り三振！ （何とかしろ！と心の中で怒鳴ったのは父親ばかりではないと思います）
その後のバッターも打ち取られツーアウトでキャプテン「城戸賢太郎」君 チャンスに強いキャプテンは選球眼も良く押出しのフォアボールを選んでようやく決着が付きました。
内容は静岡新聞やスポニチにも記載されている通り近年に無い素晴らしい投手戦の試合でした。全国レベルの強豪同士の対戦はまだ続きます。
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頑張れ！常葉学園橘中学校野球部
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